日本ゴルフ協会(JGA)のナショナルチーム(NT)慰労会が21日、都内で行われた。アジアパシフィック女子アマチュア選手権(シンガポール)で2位に入った西村優菜(18)=大阪・大商大高3年=が、女子NTを代表してガース・ジョーンズコーチら関係者への感謝の思いを込めて壇上であいさつ。「多くの国際大会に参加し、一つ一つの全ての経験が私を成長させてくれました。中でも、世界女子アマ(チュアチーム選手権)団体2位という成績を収められたことは大変うれしく、私の大切な財産の一つになりました」と思い出を語った。
「(NT入り後の)2年で世界と戦わせてもらって、いずれは『USLPGA(米女子ツアー)で戦いたい。強くてすてきな選手になりたい』と強く思うようになりました」とビジョンが明確になったという。
NT入り後、初の海外での試合となった2017年の「マスター・オブ・ジ・アマチュアズ」(オーストラリア)では、ラウンド中に海外選手から声をかけられた。「すごいラフな感じだなと思い、びっくりしました。でも(海外選手の)プレースタイルや雰囲気が自分にはすごく合うと思いました」と明かした。
来春には高校を卒業してプロを目指す。来季に受験するプロテストに向け「飛距離を伸ばさないといけないし、ショートゲームでの(技の)種類を増やしたり、全体的に(技術を)上げていかないと」と目標を掲げた。