若手女子プロゴルファーの登竜門「第17回グアム知事杯」(賞金総額800万円、優勝賞金200万円)は14日、レオパレスリゾートCCで65選手が参加し、第1ラウンドを行った。強風の中、プロ5年目の野沢真央(21)=愛知製鋼=が3アンダーの単独首位で発進した。服部真夕(30)=朝日インテック=が1打差の2位。
身長168センチの飛ばし屋・野沢は、自慢の飛距離を武器に果敢に攻めた。「ロングホール(パー5)4つで、3つバーディーを取ることが出来たのが大きかったと思う」とうなずいた。昨年大会は3位で「ティーショットとセカンドがカギになると思います。そろそろ優勝したい」と大会初制覇へ向けて意欲を燃やした。
レオパレスリゾートグアムと所属契約する村田理沙(23)は、イーブンパーの6位。「今日しっかりバーディーも取れたので、チャンスがあれば狙っていきたい」と15年に続く大会2勝目を視界に入れた。村田と同じく大会ホステスプロの藤田光里(24)は2オーバーの17位。「今日の風が明日も吹けば、我慢すれば上にあがれると思うので、パーを確実に取るゴルフをしたいと思います」と粘りのゴルフで上位を目指す。