ウッズ「パットで後退」首位に9打差の51位


 ◆米男子プロゴルフツアー メジャー第2戦 全米プロ選手権 第1日(16日午前6時45分=日本時間午後7時45分=スタート、米ニューヨーク州ベスページブラックC)

 【ファミングデール16日=岩原正幸】マスターズに続くメジャー連勝を目指すタイガー・ウッズ(米国)は72で、首位に9打差の51位でスタートした。

 ウッズは2度のダブルボギーなど、出入りの激しいゴルフでメジャー2連勝に赤信号がともった。過去、100回の大会で初日最大差の逆転Vは1978、89、2011年の8打。この日、同組のケプカに9打差をつけられ「アンダーで回れたはずなのに、終盤の悪いパットで後退してしまった」と悔しがった。

 出だしの10番はショットが乱れ、17番は2オン3パットで2つ目のダボ。後半は1、2番で盛り返すと4番で9メートルのイーグルパットを決めて一時は1アンダーに。大歓声を浴びたが、その後3ボギーと再び失速した。前日は体調不良で練習を見合わせた43歳のベテラン。「もう良くなった」と話しながらも、早々にコースを後にするなど暗雲がたれ込めた。

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