◆男子プロゴルフツアー ダンロップ・スリクソン 福島オープン第2日(28日、福島・グランディ那須白河GC=6961ヤード、パー72)
曇天の中、最終組がホールアウトした。首位から出た通算2勝の岩田寛が9バーディー、2ボギーの65をマーク。通算16アンダーで単独首位をキープした。スタートの10番、13番をボギーとするも、直後の14番、15番から3連続バーディーを奪いスコアを戻した。後半2番では1メートルのバーディーパットを落ち着いて沈め、首位の星野陸也に並ぶと、4番で1メートルを沈め、再び単独首位に立った。2ラウンド連続で9つのバーディーを奪い、「2つ目のボギーを打った時『こんなもんかな』と思ったけど、そこからバーディーを取ることができた」とクールに振り返った。
6位から出たホストプロの星野陸也は16番、18番で昨年4月のパナソニック以来、約1年2か月ぶりとなる圧巻の2つのイーグルを奪った。2イーグル、5バーディー、1ボギーの64で首位に3打差の2位に浮上した。2位から出た稲森佑貴は5バーディー、ボギーなしの67で回り、通算12アンダーで正岡竜二と3位に並んだ。
昨季賞金王の今平周吾は6位から出て、6バーディー、2ラウンド連続ボギーなしの安定感で66をマーク。11アンダーで、J・ジェーンワタナノンドと並び5位に上昇した。28位から出たアマチュアの米沢蓮は7バーディー、ボギーなしの65で回り、10アンダー7位に順位を上げた。
昨年大会覇者の秋吉翔太は48位から出て、8バーディー、1ボギーの65で回り、大槻智春、S・ノリス、S・ビンセントと並んで8位に浮上。2位スタートの池田勇太は6バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの71で回り、8アンダー、14位に後退した。
63位から出た石川遼は1番でイーグルと好発進し、1イーグル、6バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの68で回り、5アンダー43位に浮上した。ツアー初出場のアマチュア・横川修平は6位から出て、2バーディー、6ボギー、1トリプルボギーの79で回り、112位で決勝ラウンドには進めなかった。