今季シニアデビューした深堀圭一郎が前半首位
◆男子プロゴルフシニアツアーファンケルクラシック 第１日（２３日、静岡・裾野ＣＣ＝７００９ヤード、パー７２）
降雨のため、１時間４７分中断し、進行が大幅に遅れる中、最終組が前半を終了した。今大会初出場の深堀圭一郎（５０）＝フォーラムエンジニアリング＝が前半の９ホールを４バーディー、１ボギーの３３で回り、３アンダーで堂々の首位に立っている。レギュラー通算８勝の深堀は今季からシニアツアーに参戦し、ここまで４戦でトップ１０入りが２回。この日はレギュラー４８勝＆シニア５勝の中嶋常幸（６４）＝静ヒルズＣＣ＝、レギュラー１５勝＆シニア５勝の尾崎健夫（６５）＝エフティグループ＝と大物２人と同組でプレー。１番ホールでティーイングエリアに登場すると、推定６０代の熟女ギャラリーから「深堀さん、カッコいい！」と黄色い？歓声を浴び、照れ笑いしながらスタート。１番から３連続バーディーと絶好のスタートを切った。「ファンケルクラシックを勝つと賞金王に近づく、と聞いているので、頑張ります」と“ルーキー”は、賞金総額７２００万と今季ツアー２番目の高額トーナメントでシニア初勝利に向けて意欲を示している。
レギュラーツアー２００１年、０３年賞金王の伊澤利光（５１）＝フリー＝、 前年大会を制したタイのプラヤド・マークセン（５３）＝ＳＩＮＧＨＡ＝ら６人も３アンダーで首位に並ぶ混戦となっている。