畑岡奈紗が単独首位に浮上!「1番になるには1番努力しないと」渋野ら“黄金世代”の活躍が刺激に


8番、バーディーを奪い笑顔を見せる畑岡奈紗(カメラ・渡辺 了文)

8番、バーディーを奪い笑顔を見せる畑岡奈紗(カメラ・渡辺 了文)

 ◆女子プロゴルフツアーメジャー第2戦 日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯第2日(13日、兵庫・チェリーヒルズGC=6425ヤード、パー72)

 今年3月以来の国内ツアー参戦となった畑岡奈紗が7バーディー、1ダブルボギーと5つスコアを伸ばし、通算8アンダーで単独首位に躍り出た。14番パー5では、風でティショットが乱れダブルボギーを叩き一時は順位を落としたが、17番パー3では3・5メートルを、最終18番パー5では2・5メートルをそれぞれ沈めて、貫禄の連続バーディー締め。「最後は連続バーディーでうまくまとめられた。昨日イーブンだったフロントナインは良いスタートでしたけど、後半はティショットが乱れたので、もうちょっといけたかなという感じ」と決勝ラウンドに向けて、さらなる課題を口にした。

 ここまで全英女王の渋野日向子や、この日ホールインワンを決め3位に浮上した吉本ひかるらと同じ1998年度生まれの「黄金世代」だ。ここまで既に同世代の9人がツアー優勝を飾っている。普段は米ツアーを主戦場にする畑岡も、やはり同世代の活躍は気になるようで「自分が休んでいる時とか、他の人は練習しているのかな?と思うことはあります」とポツリ。それでも「同学年に恵まれて、みんなで盛り上げていければいい。1番になるには1番努力しないと」と自らに言い聞かせるように話し、20歳245日での最年少メジャー3勝目へ、さらにエンジンを加速させていくつもりだ。

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