◆日本、アジア、韓国共催男子プロゴルフツアー シンハン・ドンへ・オープン第1日(19日、韓国・ベアーズベストチョンナGC)
アジアンツアーと韓国プロゴルフ協会との3ツアー共催大会初日は、昨季の日本ツアー賞金王・今平周吾(26)=フリーー=が6バーディー、1ボギーの5アンダー、66をマーク。婚約者の若松菜々恵さん(23)が2年ぶりにキャディーを務め、ツアー通算3勝目&海外初Vに向けて首位発進を決めた。大槻智春(29)=真清創設=、稲森佑貴(24)=フリー=が2打差の6位で好スタートを切った。
“勝利の女神”とともに異国の地でも首位発進した。今平はパットが好調で10番から出て12番で6メートル、6番で4メートルを沈めて伸ばした。試合では初めて訪れた韓国でも首位で初日を終え「水をこまめにくれたり、気持ちよく回れた」と若松キャディーに感謝した。
若松さんは、今平が初優勝した17年5月の関西オープンでキャディーを務め、その美貌もあって“勝利の女神”と注目を集めた。「海外の試合なのでイメージを変えてみようかなと思った」と今平からお願いして2年ぶりのコンビ再結成となった。キャディーバッグは普段と違う、軽量サイズのもので臨んでいる。
コース外でも2人で楽しんでいる。前夜は近くのモールで買い物。その後、チゲ鍋やサムギョプサルを食べた。風やグリーン上の読みは今平が自ら行う。「むしろ集中できた」と今平。若松さんとの二人三脚で、首位発進から完全Vを飾った関西オープンの再現に挑む。