１０番、ティーショットを放つアン・シネ（カメラ・豊田 秀一）
◆女子プロゴルフツアー デサント東海クラシック 第２日（２１日、愛知・新南愛知ＣＣ美浜Ｃ＝６４３７ヤード、パー７２）
「セクシークイーン」と呼ばれる韓国のアン・シネ（２８）＝ＮＯＷ ＯＮ＝は４バーディー、２ボギーの７０で回り、通算１アンダーとして、スタート前の５２位からホールアウト時点で、予選通過ライン（５０位タイまで）ぎりぎりの５０位に浮上した。
膝上２５センチ（推定）のミニスカートで登場した第１日（２０日）とは一転し、この日は、紺色で統一された長袖シャツにパンツルックという地味なウェアでプレー。露出ぎりぎりのウェアを封印し、予選通過ラインぎりぎりの戦いを演じたアン・シネは「１メートルちょっとのパーパットを２回も外したのが残念でした。どうしても、予選通過ラインを考えて、萎縮してしまいました」と振り返った。今季１８試合目で９回目の決勝ラウンド進出は微妙な状況。「明日（２２日）プレーできるなら、もっと、思い切ってプレーしたい」と自身に言い聞かせるように話した。
今大会は、第２日の競技終了後に今大会恒例の「ドライビング女王コンテスト」が行われる。平均飛距離ランク１位（２６０・６９ヤード）の穴井詩（３１）＝ゴルフ５＝ら飛ばし自慢の選手が志願して出場する。平均飛距離ランク１００位相当（２２５・７３ヤード）のアン・シネは不参加。「ドラコンは私に関係ありません。前、穴井選手と同組で回った時、５０ヤードくらい置いていかれたこともありますので」と苦笑いしながら話した。
１５番まで通算１１アンダーとした韓国のイ・ミニョン（２７）＝Ｑセルズ＝が首位。２打差２位に韓国の申ジエ（３１）＝スリーボンド＝らが続く。
海外メジャーのＡＩＧ全英女子オープン（８月１～４日）を制した渋野日向子（２０）＝ＲＳＫ山陽放送＝は１４番まで３バーディー、２ボギーとスコアをひとつ伸ばし、通算４アンダーとしたが、スタート前の８位から２５位に後退した。