◆男子プロゴルフツアー メジャー第3戦 日本オープン 第1日(17日、福岡・古賀CC=6817ヤード、パー71)
雨がぱらつく曇天の下、賞金ランク2位の石川遼選手会長(28)=カシオ=の組がホールアウトした。2バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの76で回り、5オーバーでホールアウト時点で首位と9打差の76位と出遅れた。
賞金ランク1位の今平周吾と、昨年大会覇者の稲森佑貴と注目組で午前11時39分にティーオフした。メジャー2勝目を挙げた7月の日本プロ選手権と同じく、モックネックの白シャツ姿で臨んだ。6番パー3で1メートルにつけてバーディーが先行した。8番パー4はアイアンでの第1打を左林に曲げてボギー。続く9番パー4は、グリーン右手前からのアプローチが10メートル近くオーバーしてボギーで、1オーバーで折り返した。
11番パー4は、グリーン右手前のバンカーからの寄せが3メートルオーバーしてボギー。13番パー3は、アイアンでの第1打を左ラフへ曲げてボギー。14番パー4はドライバーでフェアウェーに運ぶと、アイアンでの第2打をピン上3メートルにつけてバーディー。17番パー3は、アイアンでの第1打がグリーン左バンカー縁で“目玉”となり、3オン2パットのダブルボギー。最終18番は第1打を右のラフへ入れ、スライスをかけて、目前の松の木をかわそうとしたアイアンでの第2打が松の幹に当たってボギーとなった。
「そんなに悪くはなかったんですけど、ドライバー(ショット)とアイアン(ショット)が左、左にみたいな感じで。ちょっと体が止まり気味で、左に出てましたね。1オーバーくらいで上がれたらよかったんですが。ミスが続くとボギー、ダブルボギーが出てしまう。ミスの数をなるべく抑えたい。また明日頑張ります」
2008年大会で2位になった難コース。15年日本シリーズJTカップ、今年の日本プロに続くメジャー3冠へ。巻き返しを期す18日の第2ラウンドは、午前7時29分にスタートする。