◆米男子プロゴルフツアー ZOZOチャンピオンシップ 最終日(28日、千葉・習志野CC=7041ヤード、パー70)
秋晴れの下、7時30分から再開された最終ラウンドが終了した。単独首位で出たタイガー・ウッズ(43)=米国=が5バーディー、2ボギーの67をマーク。通算19アンダーで初日からの首位を守って、4月のメジャーのマスターズ以来、サム・スニード(米国)のツアー史上最多記録に並ぶ通算82勝目を挙げた。日本での優勝は2005年の日本ツアー、ダンロップフェニックス以来となった。
この日は11番のグリーン上からプレーを再開。490ヤードの12番パー4で、グリーン手前バンカーからの3打目が、ピンに寄らずにボギーが先行。松山に2打差に迫られた。だが、608ヤードの14番パー5で、ピン奥から3メートルを沈めてバーディー。最終18番で3メートルを決めてバーディー締め。大喝采の中で笑顔で異例の月曜日決戦を制し、日本初開催大会の初代王者となった。
13番のティーグラウンドからプレーを再開した松山英樹は、2打差を追う14番で1・5メートルのバーディーパットを外し、天を仰いだ。16番で5メートルを沈めて伸ばし、2打差の2位で終えた。メジャー4勝のロリー・マキロイ(英国)、任成宰(韓国)が13アンダーの3位となった。
米ツアー1勝の小平智は2アンダーの37位。米ツアー初出場の大槻智春はイーブンパーの46位。2年2か月ぶりの米ツアー参戦の石川遼、星野陸也は1オーバーの51位。香妻陣一朗は2オーバーの57位。昨季の日本ツアー賞金王・今平周吾は3オーバーの59位。今季日本ツアー2勝の浅地洋佑は4オーバーの63位。堀川未来夢は9オーバーの72位で終えた。