女子ゴルフ、東京五輪への道


優勝スピーチを行う鈴木

優勝スピーチを行う鈴木

 ◆米女子プロゴルフ協会公式戦 TOTOジャパンクラシック最終日(10日、滋賀・瀬田GC北C)

 鈴木愛(25)=セールスフォース=が、日米両ツアーを兼ねる今大会で、日本人では8月の全英女子オープンの渋野日向子以来16人目の米ツアー優勝を飾り、国内今季6勝目を挙げた。首位で出て5バーディー、ノーボギーの67とスコアを伸ばし、通算17アンダーで2位に3打差の快勝。2週連続完全優勝は国内史上3人目の快挙となった。賞金ランキングでは渋野を抜き2位に浮上し、来年の東京五輪出場も視界に捉えた。来季の米ツアー出場権も獲得した。

 20年6月30日時点の世界ランクを基準に算定する五輪ポイント上位60人が出場権獲得。〈1〉15位以内は各国・地域で最大4人〈2〉16位以下は〈1〉の有資格者を含み最大2人が出られる。五輪は20年8月5日から4日間、埼玉・霞ケ関CC東Cで72ホールストロークプレーの個人戦で競う。16年リオ五輪で初出場した日本勢は野村敏京が4位、大山志保が42位だった。

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