笠りつ子「押し問答になり暴言を吐いたのは事実。自分の弱さから出てしまった」


謝罪する笠りつ子

謝罪する笠りつ子

 10月のツアー会場で大会関係者に不適切発言をし、12日に厳重注意などの処分が科された、通算5勝の笠りつ子(32)=京セラ=が大王製紙エリエールレディス(21日開幕、愛媛・エリエールGC松山)の会場で取材に応じ、涙の謝罪を行った。

 笠は「LPGAの処分が下り、改めて私の口から謝罪がしたくこの場を設けさせていただきました。一日でも早く皆様の前で謝罪をしたかったのですが、コンプライアンス委員会から聴取を受けている最中でもあったので、迷惑をかけてしまった以上、処分が下るまでは私の口からは控えさせていただきました」と経緯を説明した。

 10月のNOBUTA GROUP マスターズGCレディース(24~27日)の週に、会場で大会関係者に不適切な言葉を浴びせたことについては、「押し問答になりましたが、最後私が自らの至らなさで暴言を吐いてしまったことは事実です。報道されている内容の通り? はい」と神妙に話した。

 大会側はこれまでクラブハウス内の風呂場にタオルを設置していたが、なくなることが多くなり設置を中止していた。「その場で初めて今年からタオルがなくなったことを知ったのか?」と聞かれると「はい」と答えたが、笠は「全ては自分の弱さから出てしまった。今まではタオルがあることが当たり前になってしまっていた。トイレに行けばティッシュ、タオルがあるのが当たり前になっていた。当たり前じゃないことに今回気づかされた。手を拭くなら、自分でハンカチを用意する。ストレッチのマット、タオルは自分で用意するというのが普通なのかなと思います。自分の考えが、根本的に間違っていた」と続けた。

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