昨年覇者の女子大生プロ・河本結「今の状況でやむを得ない」 アクサレディスも中止


河本結

河本結

 国内女子プロゴルフツアー第4戦のアクサレディス(27~29日、宮崎・UMKCC)の開催中止が16日、新型コロナウイルス感染拡大を受け、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)と大会主催者から発表された。昨年大会でツアー初優勝を飾った河本結(21)がマネジメント会社を通じてコメントを寄せた。

 女子大生プロの河本は「ディフェンディングチャンピオンとして、また、ホステスプロとして気合いが入っていましたが、今の状況を考えますと中止はやむを得ないと思います。世界中でスポーツイベントの中止や延期が続く中で、主催者、スポンサーそして関係者の方々は、ファンや選手にとってのベストを考えて頂いていると思います」と心境を語った。

 続けて「一日でも早く事態が収束することを願っております。そして、試合が再開された際に、ベストなパフォーマンスをお見せできるよう、しっかり準備しておきたいと思います」と気持ちを引き締めた。

 今後のツアーは、4月にヤマハレディース(2~5日、静岡・葛城GC)が組まれており、スタジオアリス女子オープン(10~12日、兵庫)、KKT杯バンテリンレディス(20~22日、熊本)と続く。女子ゴルフで開幕が4月以降にずれ込むのは、1988年のツアー制施行後では初めて。他競技ではプロ野球が4月10日以降に開幕を延期するなど、来月のツアー開催も、依然として先行きが見えない状況となっている。

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