世界主要ツアー最速で韓国女子ゴルフ開幕 イ・ボミもマスク姿でプレー


 新型コロナウイルスの新規感染が落ち着いている韓国で14日、女子プロゴルフツアーが開幕した。同国でプロ野球、サッカーに続く試合開催。メジャーの韓国女子プロ選手権第1ラウンドが楊州市のレイクウッドCC(6540ヤード、パー72)で観客を入れずに行われ、昨年の日本ツアー賞金ランク4位のペ・ソンウ(26)=大和地所=ら3人が5アンダー、67の首位に立った。

 聯合ニュースによると、約半年ぶりの実戦にペは「やっと息ができた、生き返った感じ」と喜びを表現。4月に日本から帰国後「(隔離され)14日もクラブを握れない期間があり不安だった」と明かした。同じく日本を主戦場とする15、16年日本ツアー賞金女王のイ・ボミ(31)=延田グループ=、日本ツアー通算28勝のアン・ソンジュ(32)=モスバーガー=は2オーバーの83位と出遅れた。

 世界主要ツアーの先陣を切って始まった大会では、同国勢150人の選手やキャディーは問診票の提出を義務付けられ、プレー前後のマスク着用、検温、適度な距離を取ることなどを徹底した。大会中止続きで苦しむ選手のため、4日間大会で賞金総額は過去最高の30億ウォン(約2億7000万円)となっている。

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