渋野日向子は予選落ちピンチから浮上中 午後組最終組がハーフターン


渋野日向子(Getty Images/JLPGA提供)

渋野日向子(Getty Images/JLPGA提供)

 ◇日本女子プロゴルフツアーアース・モンダミンカップ 第2日(26日、千葉・カメリアヒルズCC=6622ヤード、パー72)

 約4か月遅れの待望の開幕戦に出場144選手が72人ずつ午前午後に分かれてプレー。午後組の最終組がハーフターンした。

 昨年のAIG全英女子オープン覇者の渋野日向子(21)=サントリー=、期待のルーキー安田祐香(19)=NEC=らは午後組でプレー。

 10番からスタートした渋野は前半の14番パー5でダブルボギーをたたくなど序盤に苦戦し、一時は予選落ちのピンチに陥ったが、得意の後半で巻き返し、14ホールを消化した時点で通算イーブンパーまでスコアを戻した。59位から50位に浮上した。

 82位スタートの安田祐はホールアウトし、3バーディー、3ボギーと通算1オーバーの59位に浮上。最終9番で値千金のバーディーを奪い、予選通過を確実とした。

 第2ラウンドを終了し、70位タイまでの選手が決勝ラウンドに進出する。

 午前組では7位からスタートした田中瑞希(21)=フリー=が7バーディー、2ボギーの67で回り、通算9アンダーで首位に浮上した。1998年度生まれの「黄金世代」の一員の田中は、同世代で10人目の優勝を目指す。

 10番からスタートした昨季賞金女王の鈴木愛(26)=セールスフォース=は順調にスコアを伸ばし、一時は首位に立ったが、最終9番パー3で痛恨のトリプルボギーをたたき、3打差の2位。渡辺彩香(26)=大東建託=、韓国の李知姫(41)=アイザック=も3打差2位で追う。

 7位スタートの原英莉花(21)=日本通運=は4バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの73とスコアを落とし、14位に後退した。

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