◆米国男子プロゴルフ下部ツアー TPCコロラド選手権第2日(2日、米コロラド州)
今季から米下部ツアーに本格参戦する小斉平(こさいひら)優和(22)=太平洋C=は98位から出て、5バーディー、1ダブルボギーの69をマーク。通算1アンダーで首位と9打差の57位に浮上し、2月のカントリー・デ・ボゴタ選手権(67位)以来、6戦ぶりの予選通過を果たした。首位タイから出た23歳のウィル・ザラトリス(米国)67で回り10アンダーの単独で立った。
初日74から巻き返しを図った小斉平は前半からチャージをかけた。10番までに4つのバーディーを奪った。13番、773ヤードのパー5でダブルボギーをたたくも、18番はバーディーでフィニッシュ。カットラインギリギリに滑り込んだ。
同ツアーは新型コロナウイルス感染拡大で3月に中断された。その後、6月14日まで開催されたコーンフェリー・チャレンジで約3か月ぶりに再開。小斉平は5月下旬に単身渡米し、自主隔離を経て、再開後から3戦に出場したが、いずれも予選落ちしていた。
◇小斉平 優和(こさいひら・ゆうわ)22歳1998年5月22日、大阪府生まれ。22歳。3歳の時、父の影響でゴルフを開始。2011年つるやオープンでツアー初出場。高3の16年日本ジュニアと関西アマ優勝。同年12月にプロ転向した。18年、米ツアー中国シリーズを主戦に置いた。19年、米下部ツアーの予選会30位で今季前半戦に出場。178センチ、85キロ。平均飛距離は290ヤード。家族は両親。