◆米男子プロゴルフツアー 世界選手権シリーズ フェデックス・セントジュード招待第3日(1日、米テネシー州TPCサウスウインド)
日本勢唯一の出場で、首位と10打差の33位から出た松山英樹(28)=LEXUS=は5バーディー、2ボギーの67で回り、通算4アンダーで8打差の22位に浮上した。単独首位でスタートしたブレンドン・トッド(35)=米国=が69で回り、12アンダーで単独首位を守った。
松山は2番の第2打でピン手前約1メートルに寄せて、この日最初のバーディーを奪取。7番でボギーの後、迎えた“鬼門”の9番パー4(452ヤード)。第1ラウンド(R)、第2Rでは第2打を池に入れていた。この日は第2打でグリーンを捉えると、約6メートルのパットを決めきりバーディーを奪った。後半も14番、16番、17番で3つのバーディーを重ねた。17番パー4(501ヤード)の第3打では約12メートルのロングパットをねじ込むと笑顔も見られた。18番はボギーとしたが、この日はスコアを3つ伸ばしてホールアウトした。
松山はホールアウト後のインタビューで「グリーンに乗る回数が多かった分、落ち着いてプレーできた。いいところも(前日より)少し多かった。少しずつ(状態は)良くなっていると思う」と振り返った。8打差で迎える最終日に向けては「明日いいプレーができれば、上位にいけると思うので頑張りたい」と意気込んだ。