日本女子プロゴルフ協会などは5日、9月の日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯(10~13日、岡山・JFE瀬戸内海GC)を安全確保の観点から、無観客で開催することを発表した。新型コロナウイルスの影響で、統合された20―21年シーズン最初のメジャー大会となる。
日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長(57)は「これまで、コニカミノルタ様は一貫して、53年の歴史を積み重ねてきた『日本女子プロゴルフ選手権』開催に強い意志を示してくださいました。全面的なバックアップを頂戴し、20―21シーズンJLPGAツアー初となる国内メジャーを開催できますことを大変有り難く存じます。
また、大変な準備と数年かけてコースづくりに邁進していただいたJFE瀬戸内海GC様を舞台に、メジャー制覇に向けて、出場選手による日頃鍛錬された技術と元気いっぱいのプレーが展開されることと確信いたします。そして、プロゴルフを通じて社会貢献の一助になれば幸いです」などとコメントを寄せた。
昨年大会は、畑岡奈紗(21)=アビームコンサルティング=が、大会記録を更新する通算18アンダーで2位に8打差をつける圧勝劇で、国内メジャー3勝目を挙げていた。