国内初戦のフジサンケイクラシック第2R 石川遼は前半3つ伸ばして首位と6打差へ追撃中 37歳の永松宏之が単独首位に浮上


1番でティーショットを放つ石川遼(代表撮影)

1番でティーショットを放つ石川遼(代表撮影)

 ◇男子プロゴルフツアー今季第2戦 フジサンケイクラシック 第2日(4日、富士桜CC=7566ヤード、パー71、賞金総額1億1000万円、優勝2200万円、参加105人)

 今季国内初戦で約8か月ぶりのツアー第2戦は、日没サスペンデッドとなった第1ラウンドが午前7時10分から再開され、午前8時過ぎに終了した。

 第2ラウンドは真夏の日差しの下、行われている。2009、10年大会覇者の石川遼(28)=カシオ=は1番からスタートし、前半9ホールを1イーグル、2バーディー、1ボギーの32と3つスコアを伸ばした。通算イーブンパーで首位と6打差の暫定22位まで浮上している。

 出だしの1番で、3ウッドでの第1打を右林に曲げてボギー発進。それでも、3番でグリーン手前8メートルのカラーからパターでイーグルを奪って流れを変えると、6番で2メートルを沈め、7番は1メートルにつけて伸ばした。

 プロ10年目で37歳の永松宏之が7位で出て5バーディー、1ボギーの67をマーク。通算6アンダーの単独首位に浮上している。初優勝を狙う木下稜介(29)=ハートランド=が2打差の2位。ツアー2勝の市原弘大(38)が3打差の3位で追う。

 地元・山梨出身の小池一平(35)=境川CC=、長沢奨(23)=山田商会=、中西直人(32)=国際スポーツ振興協会=は2アンダーの4位で続く。

 米ツアー1勝の小平智(30)=Admiral=、18年大会王者の星野陸也(24)、14年大会覇者の岩田寛(39)は1アンダーの9位で並んでいる。

 18、19年賞金王・今平周吾(27)=フリー=は1オーバーの31位。世界アマチュアランク1位の金谷拓実(22)=東北福祉大4年=は、3オーバーの56位となっている。

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