全英帰りの上田桃子 国内のリンクスでの戦いに「アドバンテージになる」


 ◆女子プロゴルフツアー メジャー第1戦・日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯(10~13日、岡山・JFE瀬戸内海GC=6640ヤード、パー72)

 3週前のAIG全英女子オープンで海外メジャー自己最高の6位に入った上田桃子(34)=フリー=が開幕前日の9日、リモートで会見した。自主隔離期間を経て、今大会からツアーに復帰。「家でトレーニング、パター、素振りなどをしていた。(前半の)5日間くらいはヘルペスができたり、グタッとしていた感じ」と振り返った。

 本場・英国のリンクスコースで上位争いを経験し、今週は国内屈指のリンクスに挑む。「風の対策もこのコースで使えそうなので、アドバンテージにはなる」と分析した。これまで通算15勝を挙げているが、国内メジャー制覇には手が届いていない。「自分自身が一番勝ちたい。毎年勝ちたい」と思いを明かした。

 ツアーでは笹生優花(19)、小祝さくら(22)ら若手が活躍している現状に「若くて強い選手が出てきて、いい刺激になっている。年齢は関係なく、強い選手と戦いたいというのが私のモチベーションです」と上田は力を込めた。

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