マスターズ第3日 松山英樹は第2Rを68で終了 1打差暫定6位に「良いプレーが出来るように準備をするだけ」


 ◆米男子プロゴルフツアー メジャー第3戦マスターズ第3日(14日、米ジョージア州オーガスタナショナルGC=7475ヤード、パー72)

 日没順延となった第2ラウンドの残りと第3ラウンドを行い、日本男子歴代最多米ツアー5勝の松山英樹(28)=LEXUS=は、16番から第2ラウンドの残り3ホールを全てパーでホールアウトした。第2ラウンドは4バーディー、ボギーなしで回り、通算8アンダーで首位と1打差の暫定6位につけている。

 松山はこの日、午前7時30分からプレーを再開した。気温が下がり、前日まで2日間の半袖から長袖に着替え、青いベストも重ね着してのラウンドとなった。パー3の16番は、ピン下16メートルに第1打を乗せて2パットのパー。17番パー4は、第2打をピン左6メートルにつけるも、バーディーパットは惜しくも外れた。18番パー4は、第2打をグリーン左14ヤードに外したが、アプローチをベタピンに寄せてパーを拾った。

 ホールアウト後「気温が下がって、グリーンのコンディションも少し違ったので、良い形で終われたので良かったなと思います。本当に良いプレーが出来るように準備をするだけだと思うので、プレーの仕方を変えるということはないと思います」と話した。日本男子初のメジャー制覇へ、好位置で残り36ホールに全力を振り絞る。

 世界ランク1位のダスティン・ジョンソン(36)=米国=、同3位のジャスティン・トーマス(27)=米国=、初出場のアブラハム・アンサー(29)=メキシコ=、キャメロン・スミス(27)=豪州=、世界ランク2位のジョン・ラーム(26)=スペイン=の5人が、通算9アンダーの暫定首位に並んでいる。

 新型コロナウイルスの影響で4月から延期され、初めて無観客&秋開催で行われている。日照時間が短く2日連続で、約半数がプレーを終えられずに日没順延となっている。

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