香妻陣一朗がツアー初Vへ通算7アンダーで単独首位 昨年覇者の金谷拓実&アマ中島啓太&木下稜介が1打差を追う


7番ティーショットを放つ香妻陣一朗

7番ティーショットを放つ香妻陣一朗

 ◆男子プロゴルフツアー 三井住友VISA太平洋マスターズ 最終日(15日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)

 最終ラウンドが行われ、全組がハーフターンした。プロ9年目でツアー未勝利の香妻陣一朗(26)=フリー=が1打差の3位で出て、10ホールを終えてスコアを1つ伸ばし、通算7アンダーで単独首位に立っている。香妻の姉・琴乃(28)は女子プロで、日本ツアーで1勝を挙げている。

 昨年大会で73年のツアー制施行後、史上4人目のアマ優勝を挙げた金谷拓実(22)=東北福祉大4年=、アマチュアの中島啓太(20)=日体大2年=、プロ8年目でツアー未勝利の木下稜介(29)=ハートランド=が6アンダーで2位に並び1打差を追いかける。

 首位スタートのチャン・キム(30)=米国=が5アンダーで2打差の5位。5打差の10位で出た岩田寛(39)=フリー=が11ホールを終えて2つ伸ばし4アンダー6位に浮上している。

 7打差の15位で出た2010年&12年大会王者の石川遼(29)=カシオ=は14ホールを終えて、1オーバー15位に順位を下げている。

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