上田桃子、念願のメジャー初制覇へ原英莉花らとV争い「勢いのある選手が上にいるので伸ばしていかないと」


7番、ティーショットを放つ上田桃子(カメラ・岩崎 龍一)

7番、ティーショットを放つ上田桃子(カメラ・岩崎 龍一)

 ◆女子プロゴルフツアー 最終戦メジャー JLPGAツアー選手権リコー杯第3日(28日、宮崎CC=6543ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 第3ラウンドが強風の中行われた。ツアー通算15勝の上田桃子(フリー)が首位と3打差の5位で出て、3バーディー、1ボギーの70と粘った。念願のメジャー初制覇へ、2打差の3位に浮上し「1番ホールは11回目の出場で初めてバーディーが取れたんじゃないかな。途中でいいパーセーブもあったし、風が厳しい中でよく我慢できたなと思います」とうなずいた。

 最終日は今季1勝を挙げる首位の原英莉花(21)、1打差2位のルーキー・西村優菜(20)ら若手との優勝争い。34歳のベテランは「勢いのある選手が上にいるので、しっかり自分も伸ばしていかないとそれ(=優勝)はないと思います。自分のゴルフをすることを大前提にして、1つ、2つ、3つとスコアを伸ばしていけるように頑張りたい」と決意を込めた。

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