野球評論家の張本勲氏が20日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜・午前8時)にリモート生出演した。
番組では、米女子プロゴルフツアーのメジャー最終戦「全米女子オープン」で昨年のメジャー、AIG全英女子オープン覇者の渋野日向子(22)=サントリー=は1打差単独首位で出て、2バーディー、5ボギーの74と伸ばせず、通算1アンダーの4位で終えたことを報じた。
日本人初のメジャー2勝目はならなかったことに張本氏は、「一言、言わせてよ」と切り出し「しばらく渋野はダメだと思うよ。気持ち的に非常に揺らいでいると思いますよ」と断じた。
その理由を「全英で勝ったでしょ。あの前の18、19歳の苦しい時の気持ちにいつ戻るか。自分自身で気がつかないとダメなんです。私は経験あるから」とし「この2年間、すべて手に入れているから。いいモノ、着るモノ、食べるモノ。もう少しガッツ出さないとこのままだったら普通の一流の選手で終わっちゃうよ。歴史的な選手にならないと」と指摘した。
さらに「苦しい時代のことを常に終わるまで忘れないで追求してもらいたいよ」とし「もったいないよ渋野は。応援しているんだから、悔しくてしょうがない」と訴えていた。