「サントリーPresents宮里藍スペシャル ジュニアゴルファーレッスン」が24日、神戸市の六甲国際GCで行われ、女子ゴルフで2017年限りで現役を引退した宮里藍さん(35)が、兵庫県の女子中高生ゴルファー12人を指導した。
宮里さんは、自身が大会アンバサダーを務める「宮里藍サントリーレディス」などでスポット的に“現役復帰”することについて「選手としてですか? 1ミリもないです。むしろ『年取ったな~』しか感じない。とてもじゃないけど」と、笑って否定した。
メジャーの全米女子オープン(テキサス州)で4位に入った渋野日向子(22)=サントリー=については「対応力が素晴らしい。試合が始まって、あまり調子が上がらなかった印象があるので、アメリカに行って思うようにプレーができなくて、帰ってきて数試合でアジャストできてから、いい流れで全米女子オープンに行けた。対応力の速さとか、切り替え方はすごい。それがあの結果につながった。最後は運がなかった。順延じゃなければ勝っていたんじゃないかと思う。天気もコロッと変わってしまって、寒い中でやらなくちゃいけなかった。体を反応させるのは難しい。今回は特にイレギュラーだった。米ツアーと五輪と目標がはっきりしているので、そこに向かって必要な感覚を持ち合わせている。渋野さんらしさがすごくすてき。来季も勝ってもらいたい」と、エールを送った。