渋野日向子、渡米前最後の国内ツアーへ「いろんなものを吸収して米国で発揮できるように」


渋野日向子

渋野日向子

 女子プロゴルフツアー、21年第4戦のアクサレディスは26日から3日間、宮崎・UMKCC(6568ヤード、パー72)で各日1000人を上限に観客を入れて開かれる。渡米前最後の試合となる渋野日向子(22)=サントリー=は25日のプロアマ戦後、公式会見で意気込みを語った。

 渋野は「久しぶりのプロアマ戦で楽しくできた。すごく自然体でいられた」と笑顔で振り返った。コースのポイントを「ティーショットで入れちゃいけないバンカーだったり、右や左に打つと(グリーンを)狙いにくくなる。1バウンド目が跳ねたり、距離感が難しいので気を付けたい」と分析した。「(調子は)悪くはないけど、試合をやってみて、ギャラリーさんがいて緊張感のある中、自分がどういう動きになるか楽しみ」と心待ちにした。

 4月のメジャー、ANAインスピレーション(米カリフォルニア州)に出場するため、渡米前に国内では最後の一戦となる。「最終日まで戦いたい気持ちは強い。得られるものも多いと思うので、いろんなものを吸収して米国で発揮できるように。最後までしっかりやり切りたい」と力を込めた。特に新たに取り組んでいるスイングを重要視しており「新しいことをする感じではない。(今週は)3試合やってきたことの集大成。今思っているのはスイングのこと。天候がどうなるか分からないけど、雨や風の中でも自分のやりたいスイングができるようにしたい」と見据えていた。

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