小祝さくらが桜満開の難コースで今年3勝目を目指す 1日からヤマハL


17番で桜をバックにティーショットを放つ小祝さくら

17番で桜をバックにティーショットを放つ小祝さくら

 女子プロゴルフツアーのヤマハレディース葛城は4月1日から4日間、静岡・葛城GC山名C(6564ヤード、パー72)で行われる。今年4戦で2勝と絶好調で、賞金ランクトップを走る小祝さくら(22)=ニトリ=は31日、難コースで行われる今大会にかける意気込みを明かした。

 会場の葛城GCは名匠・井上誠一氏が設計した名門にして難コース。「(パー4の)第2打でグリーンを外すと、すぐにボギーのピンチになります。アイアンショットが良くなければ厳しいコースです」と冷静に話した。2021年の初戦のダイキンオーキッドレディスから優勝、23位、優勝、20位と抜群の成績を残す。隔週の優勝パターンを続けられるか、注目される。「このような難しいコースで勝てば自信になります」と静かな口調で意欲を示した。

 今大会の優勝者には1800万円の賞金に加え、ヤマハレジャーボートとヤマハグランドピアノの副賞が与えられる。すでにダイキンオーキッド優勝副賞でヤンマーフィッシングボートを手にしている小祝は「ボートは2台いりませんね。ピアノもやってみたいけど、弾けないので、うちにはいりませんねえ」と“小祝節”で、さらりと話した。常に自然体。コースの桜は今が満開。まさに「さくらの季節」だ。今週も小祝さくらは優勝争いに加わりそうだ。

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