米男子プロゴルフのメジャー、マスターズをアジア人で初めて制した松山英樹(29)=LEXUS=が14日、凱旋会見を行った。コロナ禍で海外渡航帰りの自主隔離中(2週間)での対応となるため、必要な防疫措置を取ってオンラインで実施した。
アジア人で初めて袖を通した栄光のグリーンジャケットを身にまとった松山は「(13日に)まだ日本に帰ってきてから誰とも会ってないのでなんか不思議な気持ちがあります」としつつも、多くの祝福の連絡も受け「日本に帰ってきてからいろいろなニュースを見る度にすごいことをしたんだなというのは実感はしています」と改めて喜びを語った。
マスターズ優勝者の称号であるグリーンジャケットは1年後に返却するのが慣習。それまでは自身で保管することになっているが、「常に持ち歩こうとは思っている。どっかに置いてなくなるよりは自分で持っていたいと思います」と、ようやく手にした宝物をそばに置いておくそうだ。
13日の帰国後は2週間の自主隔離に入り、5月に米ツアーで戻る予定だという。「(マスターズが)まだ終わったばかりで初めてクラブをあまり握りたくないなと思っている状況。ゆっくりしたい」とつかの間の休みを取るとした。