今季6勝の稲見萌寧が前半から猛チャージ 56位→7位浮上


12番ティーショットを放つ稲見萌寧(カメラ 今西 淳)

12番ティーショットを放つ稲見萌寧(カメラ 今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー ニチレイレディス第2日(19日、千葉・袖ケ浦CC新袖C=6550ヤード、パー72)

 降雨の中、第2ラウンドが行われ、初日56位とまさかの出遅れとなった稲見萌寧(もね)が前半9ホールを終了した。10番スタートの“裏街道”から出て、スコアを4つ伸ばす猛チャージを見せた。通算3アンダーに伸ばし、首位と2打差の7位に浮上している。

 初の首位発進を切った田辺ひかりと全美貞(韓国)、野沢真央が5アンダーで首位。菊地絵理香、吉川桃、森田遥が4アンダー3位で続く。

 賞金ランク1位の小祝さくらは9ホールを終えて3つ伸ばすチャージを見せ、2アンダー16位に浮上。東京五輪代表入りを目指す古江彩佳は初日37位とやや出遅れたが、前半9ホールを終えて1つ伸ばし、1アンダー29位に上昇している。

 五輪代表決定まで今大会を含め残り2戦。日本勢は世界ランク上位2人が出場する見通しで、ランク10位の畑岡奈紗は当確。24位の稲見、28位の古江、米ツアーに参戦中でランク31位の渋野日向子が残り1枠を懸けて争っている。

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