菊地絵理香が4年ぶり完全優勝! 古江彩佳は11位で五輪切符逃し涙


菊地絵理香

菊地絵理香

◇日本女子プロゴルフツアー アース・モンダミンカップ 最終日(27日、千葉・カメリアヒルズCC=6639ヤード、パー72)

 最終ラウンド(R)が行われ、最終組がホールアウトした。

 4打差の単独首位から出た菊地絵理香が4バーディー、ボギーなしの68で回り通算20アンダーで完全優勝。2017年3月のTポイントレディス以来となる約4年ぶりのツアー通算4勝目をつかんだ。ホールアウト後は、同組の上田桃子のキャディーを務めた新岡隆三郎さんとも肘タッチを交わした。

 4打差の2位から出た西郷真央が2年連続で最終日最終組でティーオフ。7バーディー、1ボギーの66で18アンダーと伸ばしたが、13歳上の首位の菊地に2打届かず2位に終わった。4番から怒涛の4連続バーディーを重ねて後半も3つ伸ばしたが、ツアー初Vはお預けとなった。

 ツアー通算2勝の西村優菜が68で回り11アンダーで3位。69で回った堀琴音と70の金沢志奈が10アンダーで4位に入った。

 世界ランク28位の日本勢3番手から東京五輪逆転代表入りへ「優勝」しかなかった古江彩佳は2バーディー、1ボギーの71。8アンダーで11位に終わり、五輪切符を逃した。日本代表は28日付の世界ランク日本勢上位2人に決まる見通しでランク11位の畑岡奈紗が当確。残り1枠は同25位で圏内の稲見萌寧(もね)、ランク31位の全米女子プロ選手権に出場中の渋野日向子の2人に絞られた。

 賞金ランク1位の小祝さくら3バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの74と伸ばせず3アンダー26位。48位から出た原英莉花は5バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの72で回り2アンダーで42位で終えた。

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