倉本昌弘強化委員長がコロナ陽性の松山英樹について会見 「症状は全く出ていない」


倉本昌弘強化委員長

倉本昌弘強化委員長

◆報知新聞社後援 国内男子プロゴルフツアー メジャー第2戦 日本プロ選手権 第3日(3日、栃木・日光CC=7236ヤード、パー71)

 日本プロゴルフ協会の会長で、ゴルフの五輪競技対策本部の倉本昌弘強化委員長が第3ラウンド後、新型コロナウイルスの検査で陽性判定を受け、米男子ツアーのロケットモーゲージ・クラシック(米ミシガン州デトロイトGC)の第2ラウンド前に棄権した東京五輪代表の松山英樹(LEXUS)について報告した。

 日本ゴルフ協会の山中博史専務理事が窓口となって、松山側と連絡を取り合っていることを明かした。「松山君の米国での動向は、山中専務理事を通じてメールをもらっています。米フロリダ州内の自宅へ帰ると聞いています」と話した。

 松山は当初、15日開幕の海外メジャー第4戦、全英オープン(英ロイヤルセントジョージズGC)に出場を予定。その後、日本へ帰国し、29日開幕の東京五輪(埼玉・霞ケ関CC東C)に出場する日程となっている。「全英オープンについては(大会主催の)R&Aとやりとりをしている。五輪については日本オリンピック委員会(JOC)とやりとりをしています。24時間空けてから陰性判定が2回出るのを待つしか無い。症状は全く出ていないとのことでした」と報告した。

 新型コロナのワクチン接種については「(東京五輪男子代表の)松山君、星野(陸也)君もうってはいない。JOCの定めた6月の接種期間にうっているはずなので、うたないということだと思います。今からでは時期的にも間に合わないので」と説明した。

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