畑岡奈紗は単独首位を維持して決勝Rへ「4連続バーディーは大きかった」笹生優花は28位浮上


◆米女子プロゴルフツアー マラソン・クラシック 第2日(9日、米オハイオ州ハイランドメドーズGC=6578ヤード、パー71)

 第2ラウンド(R)が行われ、初日61で単独首位発進した畑岡奈紗(アビームコンサルティング)は6バーディー、4ボギーの69で回り通算12アンダーで2位以下に2打差をつけて単独トップを守った。東京五輪代表入り後初戦に臨む中で、予選Rを終えて絶好の位置につけた。前半9ホールでスコアを1つ下げたが、後半は13番のボギーの後、14番パー3で第1打をピン手前2メートルにつけてバーディーを奪い、流れを引き寄せると17番まで圧巻の4連続で伸ばした。

 ホールアウト後のインタビューでは「スタートからボギーが先行して、なかなかリズムを取り戻すことができなかったけど、最後の方の4連続バーディーはすごく大きかった。昨日みたいに毎ホールでチャンスにつけて、というのは難しかったけど、2オーバーまでいって今日はアンダーで終われたのは良かったと思います」と振り返った。2019年3月の起亜クラシック以来となるツアー通算4勝目が見える位置で決勝Rに進む。「決勝からが勝負だと思うので、自分が今やっているところをコースでも発揮できるように」と力を込めた。

 2打差の2位にはミナ・ハリガエ(米国)が66をマークし通算10アンダーでつけた。65位から出た笹生優花(ICTSI)は67と伸ばし、4アンダー28位に浮上。上原彩子(モスバーガー)は67をマークしたが、1オーバー80位。山口すず夏(環境ステーション)は72と伸ばせず7オーバー132位でいずれも予選落ちした。

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