渋野日向子の国内復帰戦は予選落ち濃厚「本当に自分のメンタルの弱さを痛感した」


最終9番でティーショットをミスし悔しがる渋野日向子

最終9番でティーショットをミスし悔しがる渋野日向子

◆女子プロゴルフツアー GMO&サマンサ・カップ 第2日(17日、茨城・イーグルポイントGC=6657ヤード、パー72)

 3月のアクサレディス以来の国内ツアー出場となった渋野日向子は46位で出て、3バーディー、6ボギーの75で通算2オーバー、暫定83位でホールアウトし、70位タイまでの予選通過が厳しい状況になっている。

 1つ伸ばして迎えた前半の15番、8アイアンでの第3打をグリーン右に外しボギーとすると、18番まで4連続ボギーを喫した。後半の1番、3番でともに1メートル強につけてバーディーを奪ったが、5番でボギー。8番パー5では3・5メートルのバーディーチャンスを逃し、最終9番パー3は第1打を左に外し、ボギーとした。

 渋野のコメントは以下の通り。

 ―振り返って。

 「昨日よりどうしても攻めたい気持ちがあり、左ピンに対してショートホールで2つミスをしてしまったのと、右ピンに対して右に落とす大きなミスをしてしまい、流れが悪くなった。悔しい気持ち。もう練習するしかない」

 ―4連続ボギーの心境。

 「一番自分がやっちゃいけないミスを15番のサードでしてしまって、そこから気持ちを切り替えることができず、引きずってしまった。バーディーを取りたいために、力んでしまったり。本当に自分のメンタルの弱さを痛感した」

 ―カットラインは意識しながら。

 「もちろんしてました。最近カットライン争いしかしてないので、慣れたもんなんですけど。最終ホール(9番)はホールインワンしかないなと思って、打ったつもりだったけど力んだ。結局引っかけるという最悪の終わり方。攻めた結果ではあるので、逃げるよりはいいかなと捉えたい」

 ―今大会の総括。

 「スタートダッシュはすごいよかったので、いい流れでいきたかったけど、詰めの甘さが出た。バーディー合戦の試合というのは分かっていた。パッティングも決めることができず、すごく悔しい。まだまだ伸びしろはたくさんあるといい方に捉えて、来週から切り替えて頑張れたらいい」

 ―大勢のギャラリーが応援した。

 「この2日間、皆さんに応援していただいて、たくさんの方が見に来てくださってすごい楽しかった。来週も再来週も有観客なので、練習して、もっといいゴルフを見せられるようにしたい」

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