◆女子プロゴルフツアー ▽21年メジャー第2戦 日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 第1日(9日、茨城・静ヒルズCC=6680ヤード、パー72)
ツアー初優勝を狙う西郷真央(大東建託)が5バーディー、2ボギーの69で、3アンダーの3打差4位と好発進した。19歳339日での優勝なら、14年大会で鈴木愛が達成した20歳128日を更新し、大会最年少記録となる。「アイアンショットでイメージ通りの球が出て、スコアにつながった」と満足そうに語った。
前週は休養に充て、2週ぶりの出場。「体力を回復させた」と、2日間はクラブを握らずに自宅で犬と遊ぶなどリフレッシュに努めた。その後は千葉にある師匠・尾崎将司(74)のジャンボ邸でショット練習に励み、メジャーへ調子を上げた。五輪でツアー中断した週に、尾崎から授かった「しっかり休みを取って、自分で考えてやるように」という言葉を実践した。
今季トップ10が13回あり、6月以降は2位が3回。今大会でツアー初優勝となれば、鈴木愛を含め史上5人目となる。「初優勝への思いは強いけど、あまり意識せずに目の前のことをやり、結果優勝できたらいい」と、気負わずに戦う。