◆報知新聞社後援 ▽女子プロゴルフツアー メジャー最終戦 JLPGAツアー選手権リコー杯 第2日(26日、宮崎・宮崎CC=6543ヤード、パー72)
古江彩佳(富士通)は3バーディー、4ボギーの73。通算7アンダーとスコアを落とし、後続とは3差から1差となったが、単独首位を守った。
前半は「ショットもパットも悪くて、流れも悪かった。しんどいのはあった」と振り返ったように3ボギーの苦しい展開となった。10番で初バーディーを奪うと、この日2オーバーで迎えた18番で136ヤードから9アイアンの第2打を50センチにつけるバーディー締めで、73。「後半に入って何とかアンダーで回れたのはよかった。(18番は)今日一日の中でベストショットと言ってもいいくらい、うまくできた」とうなずいた。
2年連続2位と得意コースで、逆転賞金女王とともに、初の国内メジャー制覇もかかる。「プロとしてやっていく中でメジャー優勝は大事だなと思う。強いって思ってもらえるのはメジャーを勝つこと。そこをすごく目指したい。最後のメジャーを取れたらすごくかっこいい」と思いを語った。
初日の大会コースレコードタイとなる「64」から9打多く要したが「よく耐えられたなという感じ」と評価。「4日間のうち、1日くらいは落とす日もある。それが今日でよかった」と、残り2日に気持ちを向けた。
◆賞金女王決定の条件 賞金ランク1位・稲見、2位・古江の賞金差は約1697万円差で、今大会の優勝賞金は3000万円。稲見は2人の2位タイ(1500万円)以上なら、古江が優勝しても抜かれない。古江は優勝し、稲見が3人以上の2位タイ(3人の場合1280万円)、もしくは単独3位(1200万円)以下で逆転する。また、古江が単独2位(1800万円)で、稲見が単独14位(96万円)以下で入れ替わる。