◆米男子プロゴルフツアー セントリー・チャンピオンズ 第1日(6日、米ハワイ州カパルア・プランテーションC)
昨年にマスターズなどツアー2勝を挙げた松山英樹(29)=LEXUS=が、2022年のツアー初戦で上々の滑り出しを果たした。5バーディー、1ボギーの69で回り、4アンダーで4打差の13位につけた。シーズンは昨秋に開幕しており、大会は昨年のツアー優勝者など38人が出場し、予選落ちなしで争う。65のキャメロン・スミス(オーストラリア)が8アンダーで単独首位。
上が黒のウェア、下は黄色のパンツに身を包んだ松山が「とら年」の初ラウンドに挑んだ。日本開催で制した昨年10月のZOZOチャンピオンシップ以来のツアー出場に「(試合は)やっぱり楽しい」と笑みも見せた。
前半は3番で3メートルのパーパットを決めきるなど我慢の展開だった。だが、2つ伸ばして迎えた14番パー4では第2打をピンそば50センチにピタリ。16番までに怒涛(どとう)の4連続バーディーで浮上した。「スタートは良くなかったが、バックナインで4連続バーディー。いいプレーができたと思う。あの(苦しい)内容でこのスコアは上出来」とうなずいた。
ツアー本格参戦9年目を迎えた。今大会は17年2位などトップ5に3度入っており好相性。昨年のマスターズ王者は「2日目も頑張りたい」と堂々のプレーで上位を狙う。