ゴルファー仲間とお酒も楽しめる画期的なサロン誕生
どうも、GOLF報知の新米ゴルファーです。この時期になると多いですよね、発表会。1月はキャロウェイゴルフやテーラーメイドの新商品発表会など、とにかくイベントの豊富でてんやわんや…。そんな中、アイアンシェルの甲斐さんから連絡をいただきました。「ゴルフサロンのメディア内覧会、やるんですが」。聞けば1月2日にオープンしたばかりで、最新計測器を取り揃えているだけでなく、お酒やご飯も楽しめる画期的な作りになっているとか。なかなか面白そうなこの「4plus―」。発表会行脚に乗じて、顔を出してみました。
おしゃれなレストランの下に秘密基地!
場所は市ケ谷駅近く。携帯マップを片手に探すわけですが…あれ、見つからない。フィッティングスタジオだよなあ…。と同じ道をグルグル回る。改めて案内所を見ると…。もしかしてこのシャレオツなレストランが入口ってことか!?レストランに入ると、その中に地下へ続く階段がある。こりゃ、わかりづらいわ。ただ大人の隠れ家的でなにやら「特別感」は感じますね…。階段を降りるとそこにはフィッティングサロン。ただ計測器だけでなく、テーブルやソファ、さらにはカウンターなどもあり、語らいの場も提供している。イメージで言えば、西麻布あたりにありそうな(あまり行ったことないけど)、芸能人御用達のラウンジにゴルフ計測器や種類豊富なクラブ、その他もろもろ置いてあるような感じですかね。ここの会員になれば、「特別感」は間違いなく味わえる、そんな第一印象です。
高級な隠れ家イメージでも…月会費は1万1000円!
「ご招待ありがとうございます」とまずは甲斐さんに挨拶。「ようこそ来てくださいましたあ!」と元気よくお迎えしていただいたのが、株式会社オーヴの安田直介取締役です。「もともと飲食店を26年ほど経営しておりまして。そうしたエッセンスを入れつつ、新しい形のフィッティングスタジオを作りたかったんです」。1階のレストランも安田さんの関連会社。なるほど、そこからの料理を下に持ってきて、みんなでパーティーのように遊べるということですね。お酒を飲みながらゴルフ談義するもよし、合間を縫ってレンジに向かって打つもよし。ん、本来はゴルフ練習の合間にお酒か?まあそれはさておき、ゴルフとお酒と食事の融合は、かなり魅力な設定ではないでしょうか。ここに来れば幅広いゴルフ好きの方々とお知り合いになれそうだなあ。ただこれだけ恵まれた環境、お値段が少々心配ではある。「スタンダードプランで月会費が1万1000円です」。意外と安っ!ゴルフのレッスンよりなんだかお得感があるね、これは。だってここにくればお酒も食事もできて、熟練ゴルファーの方々と仲良くなれて、いわば無料のワンポイントレッスンくらいは可能なわけで。「あ、食事代は別途いただいております」。まあそりゃそうだな。そこを差し引いても、昼間のレンジ使用は無料なら、お得感は十分。さらにゴージャスな3万3000円プランもあり、詳しくはホームページ( https://orve.jp/)まで。
傾斜が変わるパターマシーン!「ユーザーが使えるのは日本で初」
最新計測器を見て回っている中で、安田さんの声が一層大きくなったのはパターマシーンの前。「これ、すごいですよ。ユーザーが使えるのは日本で初めて。やってみますか」。ふむ、一見すれば特に普通のパター練習台なのだが…。「これ、傾斜が変わるんです。そのあと、プロジェクターから映し出されたラインが見えるという優れものなんですよ」と自慢げに手元のiPadを操作。おお、少しずつ台が斜めになっていくではないか。「打ってみますか」と安田さんがニヤリ。自分でラインを読み、カップ1個分右かなあ、などと考えながら打ってみた。惜しい。入らず。「次はこれでやってみましょう」と再び操作を始めると、見たことのない光景が広がる。ラインが2種類、青いライトに照らされてくっきりと映っているではないか!さらには点のようなものも照らされ…。「あの点に向かって打つような感覚でやってみてください」。カップを見るではなく、点を見て打つ。昔、とある有名なプロ投手が言っていた。「私はキャッチャーミットを見ていない。だって遠いじゃないですか。自分のリリースポイントと投げたい位置を点で結び、目の前にある点に向かって投げている感覚です」。スノーボードやバイクは脚元を見るのではなく、進行方向を見るように指導される。視線の位置って大事なのかもしれない。さて、実際に点へ向かって打ってみると、おおっ…入らない。ただ感覚が全然違う。「このマシーンを使うと、パターが面白くなります。パターって、実戦前にゴルフ場でなんとなく練習して、みたいな感じじゃないですか。おざなりになりやすいけど、これを使えばパターに目覚めますよ。パターフィッティングも楽しくなってくるんです」。これは新たな発見。
「これだけの施設はない」…将来的に自分もいつかは
とにもかくにもゴルフと娯楽が詰まっているような感覚のサロン。「これだけの施設はないですよ」と甲斐さんが絶賛するのも納得である。最後に別メディアの対応を行っていた代表取締役の吉川仁氏とご挨拶。元シャフトメーカーフィッテイング部門のエースで、ベストスコアは66とのこと。快く写真掲載にOKをいただきましたので、カメラをパシャリ。私ももう少し上達したら、ぜひ入会したいなあと強く感じた次第です。