渋野日向子、2バーディー、2ボギーのイーブンパー37位で後半へ 笹生優花が7位…HSBC女子世界選手権第1日


渋野日向子

渋野日向子

◆米女子プロゴルフツアー HSBC女子世界選手権 第1日(3日、シンガポール・セントーサGC=6758ヤード、パー72)

 第1ラウンド(R)が行われ、今季から米ツアーに主戦場を移す渋野日向子(サントリー)が、前半9ホールを終了した。

 米ツアーメンバーとして初戦に挑んだ渋野。1番は第1打をフェアウェー左に運んだが、第2打をグリーン右にこぼし、ボギーで滑り出した。4番パー3(174ヤード)で打ち下ろしの第1打をピン右約2メートルにつけて初バーディー。5番パー5(545ヤード)では、左の池のすぐそばから打った第2打をピンそば約1メートルに寄せて、連続バーディーで伸ばした。だが、6番は1メートル弱のパーパットがカップに蹴られ、3パットのボギー。イーブンパー37位で折り返した。

 渋野は20歳で初出場した2019年にメジャーのAIG全英女子オープンで優勝。この時は米ツアーメンバー登録は見送り、日本ツアーに軸足を置いて戦った。その後、20年の米ツアー予選会は新型コロナ禍で実施されず、昨年の最終予選会を20位で通過し、今季から米ツアーに本格参戦する。22年初戦を前に「やっと開幕することができたので、楽しみな気持ちが多いかな。念願の米ツアー第1戦目。(今季は)出られる試合でしっかり結果を残して、シードを取れるよう頑張りたい」と決意を語っていた。

 日本勢は渋野を含めて5人が出場。メジャー1勝の笹生優花(ICTSI)が5番パー5でイーグルを奪って7ホールを終了し、2アンダー7位につけている。6ホールを終えた畑岡奈紗(アビームコンサルティング)と、古江彩佳(富士通)が13ホールを終えて、ともに1アンダー18位。上田桃子(ZOZO)は12ホールを終えて、1オーバー49位としている。

 15年、17年大会覇者の朴仁妃(韓国)ら3人が、4アンダーでトップを走っている。

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