青木瀬令奈「センターおばさん」で1打差2位、真ん中を常に意識


5番でバーディーを奪いカメラに向かってポーズをとる青木瀬令奈。通算5アンダーで2位に浮上(カメラ・今西 淳)

5番でバーディーを奪いカメラに向かってポーズをとる青木瀬令奈。通算5アンダーで2位に浮上(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー 今季メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 第2日(6日、茨城・茨城GC西C=6680ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 1アンダー15位で出た青木瀬令奈(29)=フリー=が“センターおばさん”と化して猛チャージに成功した。5バーディー、1ボギーでこの日のベストスコア68をマーク。5アンダーの1打差2位に浮上し「セーフティーが最大の攻めと思い、(大西翔太)コーチと一緒に『センターおばさん』と言いながら、真ん中を常に意識して攻めた」と笑った。

 パー4の14番でティーショットを右の林に打ち込んだが、フェアウェーに出した後の3打目も「センターでいいやと。無理にパーを狙わずにパーパットをいかに打てるかを優先してできたので、またそこからいい流れが来た」と、この日唯一のボギーで耐えた。「若手ではないのもあるけど、若手らしくないゴルフ」。我が道を貫ける29歳が、ツアー3勝目へと突き進む。(宮崎 尚行)

最新のカテゴリー記事