宮里藍さん
◆女子プロゴルフツアー ブリヂストンレディス（１９日開幕、千葉・袖ケ浦ＣＣ袖ケ浦Ｃ＝６７１３ヤード、パー７２）
ブリヂストンと契約を結び、２０１７年に引退した元世界ランク１位・宮里藍さんが１７日、アマチュア選手、若手プロとのトークセッションに参加した。米ツアールーキーとして戦う渋野日向子について「調子が良さそう。米ツアーのコースや移動、環境に対応でき、力を発揮する土台はできてきたと思う」と評した。
また、今季の日本ツアーの印象を「（４勝の）西郷真央ちゃんとか、きっかけをつかんだ選手の強さがすごい」と語った。
トークセッションを終えた宮里さんは「アマチュア選手からは気持ちの切り替えをどうしたら良いか、コースマネジメントについての質問でした。プロ選手からはツアー生活のより具体的な質問が出ました。自分自身の情報のためにも、すごく貴重な時間。（引退して）５年たっているので、思い起こすのに必死です」と笑顔で振り返った。
国内ツアーで横峯さくら、藤田さいきといった同学年のベテラン勢が奮闘している状況に「頼もしいし、うれしい。がんばれ、と思って見ています」とエールを送った。
イベントに出席した吉田優利は「お話を聞ける機会がなかなかないので光栄でした。現役を終えてお子さんも生まれて、ゴルフだけでなく過ごされている姿に感激しました」と話していた。