１番、ティーショットを放つ西村優菜（カメラ・今西 淳）
◆女子プロゴルフツアー ニッポンハムレディス 最終日（１０日、北海道・桂ＧＣ＝６７６３ヤード、パー７２）
単独首位で出た西村優菜が４バーディー、２ボギーの７０で回り、通算１８アンダーで逃げ切った。６月のニチレイレディス以来の今季２勝目、通算６勝目を飾った。エビアン選手権（２１日開幕、フランス）、ＡＩＧ全英女子オープン（８月４日開幕、英国）とメジャー連戦に最高の形で向かう。
西村は３番でバーディーを奪い、２位に３打差をつけて後半に入った。１０番でもバーディーを奪ったが、１２、１３番で連続ボギー。同じ最終組を回る野沢真央に一時は追いつかれたが、１４、１５番で連続バーディー。一方の野沢は１５番でダブルボギーをたたき、後退した。
２位から出て８バーディー、２ボギー、１ダブルボギーの６８で回った野沢が１打差の１７アンダー２位。昨年７月のＧＭＯ＆サマンサ・カップに続く自己最高位に並んだが、初優勝はならなかった。
６８のペ・ソンウ（韓国）が１６アンダーの３位で続いた。今季２勝の山下美夢有は６７で、福田真未、森田遥と並び１４アンダーの４位。稲見萌寧は６８で、１２アンダーの７位で終えた。
今季ポイントランク首位の西郷真央は６８で６アンダーの１９位、今季国内初出場の古江彩佳は６７で４アンダーの２６位となった。