◆米男子プロゴルフツアー今季メジャー最終戦 全英オープン 第1日 14日(英セントアンドリュース・オールドコース=7313ヤード、パー72)
【セントアンドリュース(英国)14日=宮下京香】第150回の記念大会がゴルフの聖地セントアンドリュースで開幕し、松山英樹(LEXUS)は3バーディー、2ボギーの1アンダー71で初日を終えた。「そんなに悪いプレーではなかったけど、いいプレーはできなかったなという感じ。ショットもパットも良くはなってきていると思うんですけど、もう少し何かはまるものがあれば」と振り返った。ホールアウト時点の順位は29位。64でホールアウトしたキャメロン・ヤング(米国)が首位に立っている。
松山は1アンダーで迎えた後半12番で3メートルを沈めてバーディーを決めたが、続く13番はボギーを喫した。第1打がコース右に建つホテル越えとなる名物ホールの17番は、ドライバーで会心の一打を放ちフェアウェーへ。ウエッジでの第2打はカップをかすめるも、勢いは止まらずグリーン奥の道路へこぼれた。アスファルトからの難しいアプローチを土手をクッションにして1メートル半に寄せたが、パットが入らずボギーとなった。18番パー4はアイアンでワンオンに成功。2パットでバーディーで締めた。
チャンスを決めきれない場面もあったが「悪いパットをして外しているホールは逆にほとんどなかったので、そこは良かった。明日からもう少しラインを読めれば」とグリーン上での感触は悪くはない。第2ラウンド(R)へ「ゆっくり明日どういう攻め方をするか考えていきたい」とした。