石川遼「暑さは自分のゴルフに懸ける情熱でもある」猛暑何の3年ぶり日本プロ選手権Vへ


暑さに負けずに熱くプレーする石川遼(カメラ・豊田 秀一)

暑さに負けずに熱くプレーする石川遼(カメラ・豊田 秀一)

 日本男子プロゴルフツアーの今季メジャー第2戦、日本プロ選手権(報知新聞社後援)は4日から4日間、静岡・グランフィールズCC(7219ヤード、パー71)で行われる。19年大会覇者・石川遼(30)=カシオ=は3日、会場での調整を終えた。今季は出場9戦でトップ10が1度だけだが、「焦ってはいない。結果を求めているが故の行動をしている。そこは揺るがない」と、通算18勝目へ意欲をのぞかせた。

 ツアー自体は6月末の「ジャパンプレーヤーズ チャンピオンシップ・サトウ食品」以来、5週ぶりの再開となる。石川は貴重な“夏休み”を有効活用。2年前から再現性を求め、トップ位置を浅くしたスイングを追求してきた。「1年前とは全然違う。あとは感覚とバランスをコネクトしたい」と手応えもある。

 前戦から1か月以上が経過し、真夏を迎えた。今大会中も気温30度超えの酷暑が予想される。それでも、トレーニングで体の状態は良く、「暑さとの闘いもあるが、その暑さは自分のゴルフに懸ける情熱でもある」とニヤリ。今季後半戦を「すごく楽しみ」と言い切り、まずは3年ぶりの大会制覇に挑む。

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