
渋野日向子
◆米女子プロゴルフツアー 今季メジャー最終戦 AIG全英女子オープン 3日、練習日 (4日~7日、英ミュアフィールド=6649ヤード、パー71)
2019年大会でメジャー初出場&初制覇を成し遂げた渋野日向子(サントリー)が3日、プロアマ戦で最終調整を行った。渋野は調整後、4日午後7時から大会の模様を生中継・ライブ配信するWOWOWのインタビューに応じ、意気込みなどを語った。一問一答は以下の通り。
―優勝した2019年大会から4度目の出場。AIG全英女子オープンはどんな試合?
「やっぱりどの会場でもすごく特別な思いはあります」
―今季最後のメジャーを前に、どんな心境か。
「今はプロアマが終わってからなので、すごく楽しかったという気持ちが強いけど、また明日になると緊張感が出てくるかなと思います」
―前週のスコットランド・オープン(予選落ち)とは少し違うリンクスコース。ミュアフィールドの印象は?
「やっぱり風がすごく強いし、リンクスならではの地面が硬いだったり、グリーンのアンジュレーションもそれなりにあります。やっぱりバンカーが難しいなというのもありますし、距離もやっぱ風によってはすごく長くなってしまう所もあるので、すごく距離感をつかむのが難しいコースかなと思います」
―風は追い風、向かい風の時で、ショットの飛距離は20~30ヤード変わってくるというが。
「今日回ってみた感じは(距離感が)合った所もあれば、合わなかった所もあるし、風に反応してしまってミスショットしてしまう場面もあった。しっかり自信をもって振っていければ大丈夫かなと思いたい」
―コース攻略に向けてキーホールはあったか。
「とりあえず全部難しい感じなので、アゲンスト(向かい風)が吹いた時のパー4はスプーンも持たされます。やっぱそういうところでどれだけねばれるか。フォロー(追い風)のショート(ホール)のランディングもすごいので、やっぱそこの計算もしっかりできたらいいなと思います」
―会場があるスコットランドで楽しめたことはあるか。
「フィッシュアンドチップスは、ちょっと苦手なので食べてないです。観光も特には行けてないけど、やっぱりこのミュアフィールドの土地に居られることが個人的にはすごくありがたいことかなとは思います。食事に関しては、もう日本食しか食べていません(笑い)」
―最後に今季最後のメジャーへ意気込みを。
「まだ調子は良い状態とは言えないけど、その中でもやっぱり歴代の優勝者として、いいプレーができるように頑張りたいと思います」
第1ラウンドは、メジャー通算7勝の朴仁妃(韓国)、4月のシェブロン選手権でメジャー初優勝を飾ったジェニファー・カップチョ(米国)との注目組で、4日午前7時36分(日本時間同日午後3時36分)にティーオフ予定となっている。日本勢は渋野を含め、過去最多12人が出場する。