勝みなみ、連続ノーボギーは「82」で止まるも「日本では経験できないゴルフ…楽しかった」…AIG全英女子オープン


勝みなみ

勝みなみ

◆米女子プロゴルフツアー 今季メジャー最終戦 AIG全英女子オープン 第1日(4日、英国・ミュアフィールド・リンクス=6659ヤード、パー71)

 前週の日本ツアーで「4日間大会でのノーボギー優勝」を飾った勝みなみ(明治安田生命)は、3バーディー、2ボギー、2ダブルボギーの74と伸ばせず、3オーバー74位で滑り出した。「前半はショットも良くて、パターもフィーリングが良くて伸ばせていたけど、後半に入ってからショットがブレ始めて、もったいないダボもあった。本当に難しかったです。日本では経験できないようなゴルフなので。まあでも、すごい楽しかったです。また(日本と)違う気持ちで臨めました」と悔しさをにじませつつも、充実の表情でうなずいた。

 前半は2番、5番、7番でバーディーを重ねて、3アンダーで折り返した。だが、10番パー4で第2打がグリーン手前のポットバンカーにつかまった。左足を折りたたんだ厳しい態勢から3打目を打ち、約4メートルまで運んだが、パーパットはカップの右に外れ、久々のボギーに肩を落とした。これで連続ボギーなしは、2週前の日本ツアー「大東建託・いい部屋ネットレディス」最終日の17番以来、「82」となった。結局後半9ホールで6つスコアを落とした。

 同世代で単独首位のロケットスタートを切った渋野日向子(サントリー)とは9打差あるが、5日の第2ラウンドは比較的風が強く吹かないとされる午前中にプレーする。「明日は風が弱いことを願ってまた新たな気持ちで臨みたい。(初日は)前半ですごくいいゴルフができた。ああいうゴルフができるなら、18ホールでできると思う。明日はアンダーで回って予選通過できるように頑張りたいと思います」と上昇を誓った。

最新のカテゴリー記事