同時優勝を狙う岩谷姉妹（左から妹・楓花、姉・咲来）
１２日に東京よみうりＣＣ（東京・稲城市）で行われる、２０２２報知ジュニアゴルフ中高生大会に先立ち、岩谷咲来（共立女二高３年）、楓花（練馬区立石神井西中３年）姉妹ら選手が１０日、練習ラウンドを行った。大会は中高生男女４部門を１８ホール・ストロークプレーで争うもので、１３０人が参加。各部門の成績上位４人には１２月に沖縄で行われる「全国中学校・高等学校選抜ゴルフマッチプレー選手権」の出場権を懸けた決定戦の出場権が付与される。
初ラウンドを終えた岩谷姉妹の姉・咲来は「（フェアウェーが）狭くてグリーンのアンジュレーションがきつい」と警戒。「フェアウェーキープが大事」と２５０ヤードを飛ばす得意のドライバーを勝負のポイントに挙げた。妹の楓花は「ショットを曲げないこと。ライバルとかではなく、自分との闘い」と集中力が試される。二人は声をそろえて「優勝を目指します」と宣言。大会初の姉妹同時優勝に向け、闘志を燃やす。
◆こちら兄弟Ｖへ栗原視界良好
〇…初出場の栗原遥大（はると、埼玉栄高２年）は本大会の２０１６年中学の部を制した悠宇の弟。今年に入り、６月に行われた関東アマで２位、７月の関東ジュニアで９位と絶好調。初めてのコースに「ラフがもさもさしてるので、フェアウェーキープができればセカンドの距離は短い」と得意のウッド系を武器に攻略の糸口をつかんだ。「パットを修正できればスコアは出る」と、７年越しとなる兄弟Ｖへ向け視界は良好だ。