早田ひなと打ち合う平野美宇（カメラ・今成 良輔）
◆卓球 Ｔリーグ・ノジマカップ 最終日（１４日、神奈川・トッケイセキュリティ平塚総合体育館）
女子で世界ランク１８位の平野美宇（神奈川）は準優勝だった。準決勝は伊藤美誠（スターツ）を破って勝ち上がった芝田沙季（日本ペイント）に４―１で勝利。決勝は早田ひな（日本生命）に１―４で敗れたが「準決勝まではしっかり力を出せたいい試合だった。最近調子は良かったけど、さらに試合の中で自信がついた」と手応えを示した。
早田とは６月のＷＴＴコンテンダー・ザグレブで３―２で勝利し、７月のＷＴＴスターコンテンダー・欧州サマーシリーズは０―３で敗戦。約３か月間で３度目の対戦を通じ「悪くはなかったけど、少し有利になる形の場面が少なかったのが反省。強くなりたい部分が見つかった」と分析。２４年パリ五輪の代表争いに向け、国内選考会を勝ち抜くためにも「日本のレベルがすごく高くなっているので、どんな場面でも自分にはこれがあるという特徴を作っていくことが大事だと思う」と今後の課題も口にした。