岩井千怜、初優勝で涙のワケは…短大では「主に心理学。ラウンド中も習った深呼吸をした」一問一答


9番、ティーショットを放つ岩井千怜(カメラ・竜田 卓)

9番、ティーショットを放つ岩井千怜(カメラ・竜田 卓)

◆女子プロゴルフツアー NEC軽井沢72 最終日(14日、長野・軽井沢72G北C=6679ヤード、パー72)

 首位で出た、注目の双子姉妹の妹・岩井千怜(ちさと、20)=ホンダ=が5バーディー、2ボギーの69で通算13アンダーで涙の初優勝を飾った。ルーキーで一番乗りVを達成し、女子プロ史上4組目の双子選手としては初の優勝者。昨年末の予選会失敗から試合数が限られた前半戦の活躍で巻き返し、攻めのプレーで混戦を制した。吉本ひかる(23)=マイナビ=ら6人が1打差の2位。

 * * *

 ―優勝後、涙がこみ上げた。

 「今年はQTがダメで、それでもチャンスをつかんで、苦しいこともあったけど努力してきて良かった。報われたと思って、多分泣いたと思う」

 ―後半に入り、連続バーディー。

 「よっしゃ、きた、って感じで、ここからが本番だとやる気に満ちあふれていた。緊張していたけど、楽しんでいる方が大きかった」

 ―18番は3パット。

 「(普段は)あまり手が震えないけど、いざあの場面になるとパターが思うように打てないくらい、緊張していた」

 ―短大での勉強。

 「心理学を主にやっていて、ラウンド中も学校で習った深呼吸を2回しました」

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