ゴルフ・馬場咲希は個人63位「1ヤード外して悔しい」日本は13位…世界女子アマチーム選手権


3オーバーで個人63位だった馬場(JGA提供)

3オーバーで個人63位だった馬場(JGA提供)

◆女子ゴルフ 世界女子アマチュア選手権 第1日(24日、フランス・ル・ゴルフ・ナショナル=6317ヤード、パー71、ゴルフ・ド・サンノムラ・ブルテッシュ=6160ヤード、パー72)

 世界最大のアマチュアチーム対抗戦が2コースで開幕した。日本チーム(橋本美月、上田澪空、馬場咲希)は1オーバーで6打差の56チーム中13位だった。米国が5アンダーで首位。ドイツが4アンダーで1打差2位。ポーランドと南アフリカ、スイスの3チームが3アンダーで2打差の3位につけた。

 14日の全米女子アマ選手権で日本勢37年ぶり2人目の優勝を飾った17歳の馬場は、3バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの74と伸ばせず、3オーバーとして、個人で63位だった。11番までパープレーで耐えていたが、終盤の2ホールで3つスコアを落としてしまった。

 上田が2バーディー、2ボギーの71で回り、イーブンパーで同22位。昨年のアジアパシフィック女子アマ選手権で優勝している橋本は、1番での1イーグル、3バーディー、3ボギー、1トリプルボギーの72として、1オーバーで同36位となった。

 大会は各チームで上位2人の成績をその日のチームスコアとし、4日間の合計で争われる。日本の3選手は日本ゴルフ協会(JGA)を通じてラウンドを振り返った。

 馬場「16番まではずっと耐えていたので、今日はイーブンと思ってずっと耐えて行こうと思っていたが、17番で1ヤード外してダボ、18番も1ヤードを外してボギーにしてしまったのが悔しい。(ラウンド中は同組の)アメリカのレイチェル選手が日本語を教えて欲しいと言ってきてくれて楽しかった。(第2ラウンドへ)パターを自信持って打つことを意識したい。この悪いイメージを振り切って、切り替えて頑張ります」

 上田「最初の出だしのは、いつも大きい試合になると体が固まるという症状が出まして。あまりいいスタートではなかったが、だんだんホールが進むにつれて慣れてきて、結構いい調子でゴルフができていた。(チーム戦で)ベストを尽くそうとしました。でも結果が思ったよりは良くなかった。(ラウンド中は)超楽しかったです。アメリカの子のボーイフレンドの話もして(笑い)」

 橋本「(1番の第2打は)123ヤードをピッチングウェッジででちょっと弱くショートしてもいいと思っていた。前回フランスに来た時にアイアンが飛んでいたので、ドローめの球で打ったら完璧で入りました。(球が)入るのは見えて、いい気分でスタートできました。前半が満足できるプレーだったので、このままキープしていけるように後半も、と思ったが、13番でトリプルボギー。焦りもあって取り返せなかった。(24年パリ)五輪のコースともあって難しかった。(第2日へ)トップ選手と回れる機会。明日は(同組にスコアで)ついていけるようにしたい」

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