松山英樹、背中痛のためプロアマ戦を途中棄権…松坂大輔氏の飛距離に「オー」と驚きの声を上げる場面も


プロアマ戦の11番で、ティーショットを打ち終え背中の痛みをこらえ顔をしかめる松山英樹。このホールで途中棄権した(カメラ・今西 淳)

プロアマ戦の11番で、ティーショットを打ち終え背中の痛みをこらえ顔をしかめる松山英樹。このホールで途中棄権した(カメラ・今西 淳)

 日本開催の米男子ゴルフツアー、ZOZOチャンピオンシップ(千葉・アコーディア習志野CC=7079ヤード、パー70)開幕前日の12日、昨年覇者の松山英樹(30)=LEXUS=は背中痛のため、プロアマ戦を途中棄権した。本戦は出場を予定している。

 プロ野球で日米通算170勝を挙げ昨年引退した松坂大輔氏(42)らと、午前7時10分に1番からスタートした。第1打を左の林に打ち込みながらパーセーブ。2番では松坂氏の飛距離に「オー」と驚きの声を上げる場面も。しかし、6番あたりから顔をしかめ、腰から脚にかけてを気にするしぐさが増えた。

 ハーフターンで飯田光輝トレーナーから15分ほど治療を受けて後半に向かったが、11番の第1打をドライバーで打ち終えた後、大事を取ることを決断。10時13分にはコースを離れた。11日の練習後には「まずは自分のやるべきことをしっかりやりたい」と話していた。なかなか思うようにはいかない調整の過程。それでも最善を尽くし、連覇へのティーオフを迎える。(高木 恵)

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